皆様、かなえです。
ご無沙汰しております。
今回は、雨の日には霊的な影響が強いという話を中心にします。かなり話が長くなりますが、分かる人に分かってもらえたら幸いです。ゆっくりお読みください。
昔から幽霊は雨の日に見た、雨の降る夜に見たという体験談を聞きます。
タクシーに乗せていたのにいつの間にかいなくなった、座席が濡れていたという話もあります。
何故、雨の日や幽霊は水が関係するのでしょうか。
外国には、専門の研究者が多数います。
幽霊の目撃パターンはある程度決まっています。
夜、雨、墓、廃墟=病院跡地、ホテルや旅館の廃墟。そういう所に行って心霊写真や撮影したビデオに写り込んだと騒いでいます。
心霊写真やビデオに写り込んだ霊の鑑定は、いつも浮遊霊や地縛霊、自殺霊だと鑑定者も言いますね。
私も過去に鑑定を頼まれて仕事をしていました。
ですが、ほとんどが悪霊ではありませんでした。恐い顔だから悪霊ということにしているだけです。
先祖霊や守護霊が守る為に現れたり、肝試しは止めなさいと注意する為に現れたりすることはあります。
自分とは無関係の霊も現れますが、「帰りなさい、この地を荒らさないように、邪魔をしないように」と注意してくる霊もいます。
なのに人間とは勝手なもので悪い事が起きたら、すぐに霊のせいにしてしまいます。
まず墓場に現れる幽霊は生きている人間を攻撃しません。
墓場の幽霊は人に取り憑いたり悪影響は起こしません。
冷静に考えれば分かる事です。
墓は、死者を供養する場所であり、自分の存在を示す場所でもあります。
供養する為、供養している場所に幽霊が頻繁に現れるはずがありません。
仮に幽霊がいたとしても生きている人に警告する霊なのです。
肝試しや遊び感覚で行くと霊も注意する為に現れますよね。
夜中に他人の家の玄関をドンドンと叩いているのと同じ行為なのです。
むしろ、現世で1番、恐いのは生霊です。
生きた人間=生霊は肉体から抜け出した魂(感情)の塊です。
怨みや呪いだけでなく嫉妬、妬み、色情しか動いていない魂です。
相手が苦しもうが泣いていようが容赦なく攻撃して来ます。手を緩めません。相手が生きている間続きます。
忘れた頃に思い出したように相手が思えば、またぶり返します。
生霊の退治や結界を張るのは簡単な方法では出来ません。
これに対処するには神仏を呼び、後はご神仏にお任せするのみです。よほどの信仰心がないと立ち向かえません。
生霊に心底から理解してもらうのは無理だと思ってください。
こちらの話を聞く耳はもたないのです。
生霊の症状=体の違和感、重い、肩凝り、頭痛、吐き気、目眩、寒気(朝型に)。
手足の痛みや剥れ、最後は異臭、蕁麻疹と腹痛や胃痛。
必ず、胃痛や背中の違和感が伴います。
これは生霊に入り込まれている証拠です。生霊に出入りされた場合、金縛りに頻繁に遭い食欲も無くなります。
さらに運気も喰われますから、気をつけて症状が出たら早急に祈祷を受けて下さい。
相手が分からなくても逆恨みや嫉妬、妬みの念を持たれている可能性があります。
次に注意すべきは先祖霊です。
特に養子や養女をむかえて家を継いでいる方は先祖の供養はきちんとしなければ後々、悪影響が現れます。
なんと言っても結婚や子宝に恵まれません。
男性が若死する家系は嫁いで来た女性の怒りや女性に対して酷い仕打ちをした影響だと言われています。
次に紹介する障りは滅多に起きませんが、たまに霊障として現れるケースをとりあげます。
受験や就職試験(面接を含む)が上手く行かない。なかなか合格出来ない。
また中退や退学。突然のリストラ、どこに就職しても上手く行かず職を転々とする
等々……。
このようなケースの場合、すぐに霊と結びつける人もいて誤解しやすいので間違った判断は止めて下さい。
まず自分自身の意識のあり方が原因です。これがほとんどです。周りのせいにするのではなく、自分自身の日頃の行い、言動、生活態度などに問題はなかったか振り返ってみてください。
ですが、たまに霊障の場合もあります。滅多にありませんが……。
家系(血筋)の誰かが屋敷神様か?鬼門の神様に無礼をした障りです。
たとえば、鬼門や土地に瓦や石を動かしたり退けてしまった。
また、土地を手放したり広げたりした時にご神仏に「お断り」をしなかった。
昔からある鬼門や北側の木を退けた。
宗派が違う仏壇や位牌、ご神仏を変えた(新興宗教に変えた為)等、深く入り込まないと、中々原因が判明しないのですぐに見抜けない場合もあります。
屋敷神様とは座敷わらしだけでなく屋敷蛇が棲むと昔から言われています。
屋敷蛇は水を好み水を飲みに現れます。池や井戸がなくても蛇口があれば、その場所で水を飲み、次に家屋敷が繁栄するように魔を絞めて燃やしてくれます。
屋敷蛇が力をつける為に水を飲み、魔を焼く為に火に関係する場所で力を付けます。
陰陽五行説と同じで、人間は胎内の水から生まれ、水は火を消します。
死んだ後は火に焼かれます(火葬)。焼かれたら灰になります。灰は土に還ります。
昔の土葬でも死ぬと土に還るので五行説の通りなのです。
さらに土は水を汚したり濁らせます。
死者に水を供えたりお茶や水物を飲ませてあげる、またお墓に水をまいてあげれば死者は喜び綺麗な水として飲むのです。
供養する為の水に変わるのです。
そこで、話をまた元に戻します。
幽霊は何故、雨の日に現れやすいのでしょうか。
人間は死ぬと霊界に行きます。現世での役目が終わったからです。
基本的に霊界に行くと2度と現世に戻れません。
ですが、何らかの理由を持つ霊は中間界で引き返します。
あるいは中間界にも行かず現世で留まる霊もいます。
霊界に上がった霊魂は別ですが現世で留まる霊魂は暗闇に棲みます。
生きていく為の生命力(水)も死者には無くなります。
泣く涙や光すらも失います。さ迷う霊魂は血も涙も枯れています。
生きている人間に必要な物は全て失うのです。
何度も言いますが霊界に上がっている霊は違いますから心配無用です。
浮遊霊も地縛霊も、また厄介なのは自殺や他殺の場合、自分の死を受け入れたくない霊魂や自分の死が分からない霊魂もいます。
生命がないのに魂は水を求めてさ迷うのです。また暗闇から出たくて光を求めます。
霊媒体質や霊界体質の人は普通の人間より波動(念)が強く、一種の引き寄せる力が出ています。
それに反応して霊魂が寄って来るのです。
暗闇にともる一点の光のように霊魂には見えるのです。
ロウソクや線香に寄って来やすい場所は寺や供養塔、また仏像等です。
墓場は夜はお参りに行く人はいませんが、肝試しなどで懐中電灯やロウソクなどをつければ光に寄って来やすくなります。
しかし墓場には滅多に霊魂は現れません。
墓に眠る霊達が許さないからです。
死者の世界でも縄張りはあります。
特に供養されている霊は力を持っているからです。
水を求める意識は生きている人間も死者も同じなのです。
また生きている人間も死者も波動を持っています。
生きている人間の波動は念を持つ意識があります。
死者の波動はマイナスだけの波動なのです。
波長が合うと肉体や運気、また電気・電子機器が狂わされたりします。
マイナス波動しか持たない死者はプラスの気のエネルギーがないので相手に合わせる事が出来ないのです。
水を求めてさ迷う霊魂は雨の日なら存在を分かって貰えるのではないかと考えます。
このため、川や池、滝、湖に霊が集まるのも理由の1つなのです。
お盆やお彼岸だけではなく、日頃から自分と繋がっているご先祖様のことを意識して手を合わせる事も大切です。自分が意識できる人のことだけでも構いません。
信じる信じないは皆様の判断に任せますが、私の話が参考になればと思います。
かなえ 夢 合掌